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9月29日, "祭り好き"の諸氏が日比谷公園へ集合しました!

日比谷公園、丸の内仲通り、東京駅前、皇居前を鉾が巡行!

"女心と秋の空"とは、よく申したもので、前日までの晴天が天下祭り当日は朝から生憎の雨、先に寄った丸ビルの山車人形展を退出するときは、かなり強い降りになっていた。巡行が危ぶまれる思いで、日比谷へ向った。が、幸いにも午後1時過ぎ頃から雨が止み、雨雲のわずかな切れ目から青空も覗き、ほっと致しました。公園内には御仮屋が建てられ、日比谷門を入ってすぐ右側から左廻りに、川越市、本庄市、桐生市、佐倉市、栃木市、飯能市、石岡市、赤坂氷川、掛川旭組、掛川せ組の10基の招聘山車が、既に組み立てもほぼ終わって、仮屋内に待機しておりました。

上の画像は向って右から、桐生市本町四丁目、佐倉市横町、栃木市万町三丁目、飯能市原町の各山車です。右端の桐生の山車(鉾と呼ぶ。高さ9.2m)が他の3基と比べてかなり巨体で、江戸から明治初めの本物の江戸天下祭りに現役で出場していた栃木市万町三丁目(右端から三番目。高さ7.6m)の山車より、かなり大きいのが解ります。

午後4時過ぎ、公園から出て、巡行路に進もうとしたが、公園出口の日比谷門を出て、直ぐ前の道路交差点から道反対の帝国ホテルへ渡ろうとしたが、交差点は祭りの隊列のみが横断ができて、一般歩行者は横断禁止。したがっておおきく遠う回りをして帝国ホテルの脇へ出たときは、歩道は観覧の人垣で一杯。やむなく先廻りして、晴海通り交差点近くで、巡行隊列の来るのを待ちました。

巡行隊列の先導は、江戸木遣り、神田囃子、手古舞、連合町高張提灯、会長役員の隊列につづき、ご婦人100余名の民踊流し踊り、朝鮮通信使の付け祭り、そして山車14基の巡行と神輿9基のご神幸行列、約1,7キロメートルの"江戸天下祭"2007の隊列は、高層ビルが立ち並び、観客で埋った東京中心街"丸の内仲通り"を賑やかに囃子を奏でて進行します。

丸の内仲通りを巡行する桐生四丁目鉾の勇姿のビデオです!

Windows OS に標準装備されているMicrosoft Media Player で再生してご覧下さい。ご使用の通信環境が光、又はADSLの方は、下記の巡行案内図の画像脇にありますブロードバンドと書かれたバナーをクリックしますと、「5秒後に自動的に動画再生を開始します。開始しない場合には、下記のURLをクリックしてください」との案内ページにジャンプします。数秒後にPlayerが立ち上がり、「メディアに接続」→「バッファ処理中」を経て画像が出てくる迄、10秒から20秒前後は掛かりますので、気長にお待ち下さい。視聴が終わったら、Playerを×で消すと、「5秒後に自動的に動画再生を開始します〜」の案内ページに戻りますから、左上の「戻る」で、このページへお戻り下さい。


 受信環境が、CATV
又は フレッツADSL、
YahooBBなどのブロード
バンドの方へ

下の天下祭り巡行案内図の左下脇にあるブロードバンドと記入された赤のバナーをクリックしますと、
"江戸天下祭"当日に、桐生四丁目鉾が巡行案内図(map)のB点からC点、D点の丸の内仲通りを巡行した時の様子が、音声付き動画でご覧になれます。

この巡行案内図(map)画像をクリックしますと、拡大します。
左上隅の「戻る」で、このページへお戻り下さい。

@ mapのA点〜B点の間の巡行の様子。

A mapのB点〜C点の間の巡行の様子。

B mapのC点〜D点の間の巡行の様子。

@からBまでのバナーをクリックしますと、桐生鉾の巡行の動画がご覧になれます。
左上隅の「戻る」で、このページへお戻り下さい。


桐生祗園祭りに詳しい桐生市本町の奈良彰一氏は、鉾の人形について、次ぎの様に話しておられます。「"桐生四丁目鉾"の人形、素盞鳴尊の作者は生き人形師松本喜三郎(1825〜1891)である。熊本城下で生まれ、初めは絵師の修業を積み、後に大阪にでてから、江戸の新門辰五郎の元で、人形師として評判をとった。浅草は見せ物興行のメッカで、喜三郎の生き人形は異国人物などが大ヒットした。(本町四丁目の豪商)磯部庄七が何故、喜三郎に目を止めたのかは解らないが、祭礼用の鉾人形を生き人形師に発注するということは前代未聞の出来事である。多くは原舟月などのポピュラーな人形師だが、手の爪や指の皺(しわ)や血管まで表現する人形は、目的からすれば不必要なのである。高い所に飾る人形はより大胆でおおざっぱでいいからである。この数年四度ほと県外で公開したが、祭礼用の喜三郎作品はとうとう一体も発見されず、唯一の作品で今や代表作とも云われるまでの評価を得た」。

この2枚の鉾人形の画像をクリックしますと、拡大します。左上隅の「戻る」で、このページへ戻ります。人形の爪や指の皺は、生きている人間のものと見間違うほど精巧に彫像されている。

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