平成14年2月の第二週から3週に掛けて、高崎市の東部地区の京目町を探索した。関越自動車道の高崎インターチェンジの料金所は京目町に属します。
前橋方面から一般道を使って埼玉・東京方面へ向かう車が頻繁に通る前橋・長瀞線と、国道18号線経由で長野・軽井沢方面から伊勢崎・栃木県方面へ向かう車で埋まる高崎・駒形線とが交差する京目町交差点は、終日混雑する県下でも名高い場所です。
しかし、行き交う車で喧騒する道路から一歩外れると、先刻とはとって変えたような静寂の中、明るい陽射しを受けて、広々とひろがる田圃、ところどころに防風林で囲われた民家が点在し、そして背後には榛名、赤城の山の稜線が青空に映え、雪で覆われた谷川岳も遠望できる眺めは一幅の名画です。思わずホット見とれてしまう田園の町、京目町です。
町の北端が前橋と接する京目町は、前橋・長瀞線の西側の中京目、上京目、二つ谷京目からなる田園地帯の西京目区域と、長瀞線の東側の団地や民家・商店の多い下京目区域とに大きく分けられます。