南 町の山車の概要

人形の由来

楠 公
   なんこう

 楠 正成(楠公)は、南朝の忠臣で七生報国、忠君愛国時代の代表的な名将。 南朝の忠臣と南町の「南」とのゴロあわせで神像に選ばれた


所有者南 町
代表者 清水 義幸
連絡先南町6ー13 TEL027-323-0125
山車製作年月日大正13年3月
制作者高橋 房吉 下横町
製作費用大正13年3月の時点で、総支出3,236円58銭
構造総ケヤキ廻り上造り 四輪御所車 前輪自由 後輪固定
仕上げ漆塗り 一部金箔貼り
人形人形名楠公 楠 正成
制作者山本鉄五郎 東京都千代田区神田
製作費用大正13年3月の時点で、300円
彫刻棟飾り唐破風屋根、鬼板、懸魚の彫刻は、向拝柱、二層の鉾の高欄と一対の精巧緻密な彫りである。
向拝柱右/上り竜 左/下り竜
制作者下絵図案/新井 道平(高崎市通町)刺繍/今井 某(高崎市下和田町)
幕 様上幕/赤地毛織り布に金糸の菊紋
下幕/青地毛織り布に陣幕に松の木、中央に金糸で菊水を配し、下方に岩を刺繍。
地幕/紺地木綿布に波の千鳥と菊水の染め抜き
山車の保管場所高崎市南町8番地
その他の特記事項人形の由来、楠 正成は、南朝の忠臣として七生報国忠臣愛国時代の代表的な名将として、大衆に人気がありました。南朝の忠臣ということで、南町の人形に選んだうまいゴロ合わせです。

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この山車概要の記述内容は、平成9年3月、高崎市商工部商業観光課発行の冊子、「高崎の山車」の中の記述を、商業観光課殿の了解の上、転記致してます。