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群馬 桐生市

関東祭礼 「山車・鉾・屋台行事」シンポジウム 

日時:平成28年11月23日(勤労感謝の日) 13時開会

会場:あ〜とほ〜る鉾座 桐生市本町四丁目 

 基調講演

この度の関東祭礼「山車・鉾・屋台行事」シンポジウムを立案し、その実行委員会の委員長を務められた桐生の文化遺産継承発信事業実行委員会委員長の奈良彰一氏(左)の本シンポジウムの開催に至った目的と経緯の御挨拶に続き、東大教授で、日本イコモス国内委員長でもおられる西村幸夫氏(中央)の基調講演「まつりとまちづくり」、そして東京大学大学院教授で、文化資源学会の委員でおられる木下直之氏(右)の基調講演「人形が巡る町の魅力」を、各氏の顔写真をクリックして、ビデオ動画で、ご視聴下さい。尚、データー量は、奈良氏77MB、西村氏807MB、木下氏874MBですので、デスクPC、ノートPCで、西村、木下両氏のダウンロード時間は3,4分掛ります。基調講演の各氏の顔写真の下に、各氏の講演内容の極く一部を紹介しただけですので、ビデオ動画をダウンロードしてご覧下さい。

奈良彰一氏
この企画は、一年以上前から考えていたことで、関係者のご協力に感謝します。今日、この鉾座の桐生四丁目の屋台の舞台の上で、屋台をステージにしてシンポジュウムが開催できることのは意義が大きい。桐生六町の祇園屋台、鉾は世界に誇れる内容を持つ文化財であり、国指定はもとより、世界遺産登録を目指します、との決意を述べております。

西村幸夫氏
今月末の平成28年11月28日に、ユネスコの無形文化遺産に我が国の提案している「山・鉾・屋台行事」の既に遺産登録されている2件に合わせて、新たに31件を追加して、合計で33件を一括して、ひとつの無形文化遺産としてユネスコに登録されることが決まっております。この状況下の中での今日の、このシンポジュウムの意義は大きいと、話されてます。

木下直之氏
今、行われているシンポジュウムの舞台となっている屋台に対面して置かれている鉾には、スサノウの人形が乗せられてます。日本各地の祭礼での山、鉾の巡行、つまり、"人形が巡る町の魅力"を考えたい。ユネスコ遺産登録を契機に、日本各地の祭礼への取り組み姿勢、考え方が大きく変わるのではないか、とも述べてます。何を後世に伝えるかを考えたい。神田明神の「江戸名所図会」の大江山の鬼退治の図の紹介などが興味深い。「武江年表」の"出し" が山車を現すのか、論議を待ちたいとのこと。現在も、山車と屋台の呼称がまちまちで、山車を"ヤタイ"と呼ぶ町も多いのです。

 パネルディスカッション

パネルディスカッションは、会場の鉾座の正面に鎮座する桐生市本町四丁目の大型の屋台の正面の舞台の上です。七人ものパネラーが横一列に余裕で着席できる程、超大型の屋台に改めて感嘆の思いです。「山車・鉾・屋台行事」を討論する場所としては最適な環境です。

この舞台の画像をクリックしますと、大型の屋台とスサノオの人形の巨大鉾を紹介するホームページ『鉾座』が、ご覧になれます。奈良氏が挨拶の中で、お話があった巨大な屋台と鉾の構造が細部に渡ってご説明しておりますので、ご覧下さい。左上隅の←をクリックしてお戻り下さい。

壇上の皆さんのご紹介と、ディスカッションの内容をビデオ映像と音声でご紹介いたしておりますので、ご視聴下さい。黒のアンダーラインのあるパネラーさんのお名前をクリックして下さい。パネルディスカッションの最初から最後迄の全体を一本のデーターにしますと、ご視聴の為のダウンロード時間が長くなってしまうので、三分割にしてあります。ビデオ開始時の発言者の方にアンダーラインを致しました。

奈良彰一氏(画面左端)、 パネラー 神田祭り附け祭り・木下直之氏 (奈良氏隣)、順次向って右へ、神田明神・岸川雅範氏、 佐倉山車人形保存会・鶴岡勝人氏、 とちぎの山車まつり伝承会・佐山正樹氏、 本庄まつり保存会・山口康裕氏、 桐生祇園祭保存会・蓮 直孝氏 

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