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秩父市大字山田の恒持神社の例大祭 "山田の春まつり"

 このページでは、前ページで掲載できなかった笠鉾と屋台のスナップ画像を紹介します。

各画像とも、クリックしますと拡大します。

大棚笠鉾

山組屋台

神社境内へ曳き入れられた大棚笠鉾は本殿右に、山組屋台は本殿中央に。

神社前の県道の両側には屋台店のテントがびっしりと並び、境内には大勢の参拝者、見物人が詰め掛けておりました。 

神社神輿

新木屋台

本堂前には、お旅所から一足先に戻った神輿が鎮座してました。最後の新木の屋台が本殿左詰に曳き入れられます。この後、笠鉾・屋台は"ぼんぼり提灯"と丸提灯の取りつけに取りかかりました。

山組屋台

四輪車台

お囃子の太鼓衆は屋台の舞台の床下と車台との空間で演奏します。

木製の車輪の軸受けには常時油脂が注入されるように工夫がされてますが、摩擦で車輪が軋む音は、却って、屋台運行の気分が出て面白い。

山組屋台

腰支輪

組の名の "山" を彫った飾り金具打ち。波に飛龍の彫刻は秩父屋台に多い。


山組屋台

前破風
鬼板
懸魚

唐破風の上の鬼板の彫像は、古代中国の山国志や史記に登場する英傑と思われる。下の懸魚は波に龍。

荒木屋台

前破風
鬼板
懸魚

唐破風の上の鬼板の天女像は誰か、浦島の竜宮城の乙姫か。幕末頃に造られた屋台を数度に渡って手直しをやって、20余年前にも大改修をしたとのこと。破風屋根の下の軒支輪、舞台勾欄の下の腰支輪の彫刻類は極めて精緻な造りです。数多く打たれた金色の飾り金具が黒漆塗りの総体に映えて、豪華絢爛な屋台です。

新木屋台

後破風
鬼板
懸魚

前後の破風とも、破風の周囲を飾り金具で縁取りして、豪華な造りを演出してます。

荒木屋台

水引幕
横幕 

水引幕の波間に漂うものは何んだろう?興味が湧く。横幕は梅の枝に赤猿。

新木屋台

後背幕

梅の花園に戯れる龍と唐獅子。

大棚笠鉾

 

明治12年建造と云われる歴史ある三層の笠鉾。

大棚笠鉾 

 

腰支輪周囲の彫刻。傷みが目立つ今の腰幕は今年限りで、来年は新調の腰幕とのこと。

大棚笠鉾

山田地区の南に聳える武甲山の北面は2日前の降雪が解けず、石灰石掘削で山肌に描かれた横縞がくっきりと白く浮かびあがって、印象深い風景です。氷海に迫り来る大きな氷山にも見えるが、冷たさを超えて、神秘ささえ覚えた風景。笠鉾と雪の武甲山、秩父の"山田の春まつり" ならではの眺望。

大棚笠鉾

皆様のご感想は如何。

大棚笠鉾

商店と住宅が軒を連ねる恒持神社の入る付近を巡行する笠鉾。住宅の北面の屋根には雪がまだ残ってます。道の両脇は出店のテントが並んで、お祭りの雰囲気でした。

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