1883年(明治16年)12月、上野・新町間の"陸(おか)蒸気"、鉄道が開業。群馬県で最初の鉄道の、新町停車場が開場。上野〜高崎間の高崎線が明治17年に全線開通した丁度一年前に、上野、新町間が一足先に開通したのです。待望した鉄道が開通し、初めて汽車(陸・おか・蒸気)を見物する人々が近隣近在から新町に集まり、群集2万人が溢れて、町は祭り一色となった、と「新町史」に載ってます。この記念大祭を始めとして、町の鎮守の祭典や祇園には各町内から飾り屋台が引き出された。それら曳き物は神輿の御旅所への渡御、環御の行列に華を添えたことでしょう。
新町の"山車まつり"は、隔年の開催で、平成24年はお祭のない歳でしたので、平成25年に開催される新町ふるさと祭り"山車まつり"は、高崎線全線開通130周年を祝う記念の歳のお祭りとなりました。130年前の開通当時の上野から高崎までの九つ駅では、平成25年の7、8月に、それぞれ記念のセレモニーを行いました。新町は、ふるさと祭り"山車まつり"が行われました。