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皆さんの誰もが幼少の頃、祭り太鼓を叩いた経験はおあ
りと思います。私もそうですが、とにかく先輩達(1〜2年学年の上)の叩いている
太鼓のバチの振り方やテンポ,リズムを、理屈など一切なしで、真似をして覚えたもの
です。”大工の松っちゃん 、トラ松っちゃん、松っちゃん松っちゃん、トラ松っちゃん..”は、屋台囃子の叩き 方だった..。てな具合で、太鼓のリズムテンポを言葉で暗唱して、覚えたものでした 。 その当時は、笛を吹く人は町内で1人か二人で、それも大人の人でした。子供は 太鼓だけでした。 |
成田町青年会の皆さんです。 |
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今の高崎の山車囃子には2つの流派が
あります。我が成田町の師匠の宮崎さんが師事したは"長谷川流"で、もう一つは"秀山流
"です。2つの流派の誕生の歴史は、そう古いことではなく昭和20年代以降のことで
、丁度同じ時期に、高崎の山車囃子の指導をされた二人の方がおられ、お二人とも山車
囃子の普及、存続に活躍されて、その後、お二人のお弟子さん達が、それぞれ流派を名
乗るようになったのです。 |
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江戸の神田祭りの山車囃子のほぼ原型
のもの、神田囃子の変化したもの、地元付近で演奏されていたものなどを合わせると、
山車囃子の曲数は30曲近くになります。我が師匠の宮崎さんは長谷川流で、宮崎さん
の意向は"できるだけ中央のもの"、即ち、江戸の囃子を主体に、山車囃子を編成して、
後輩の指導もして行きたいと話しております。30曲近い曲の中で、祭り当日に演奏さ
れるものは囃子手の練度にもよりますが、せいぜい7、8曲のようです。 |
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