三熊野神社境内には錦旗、幟をはじめ榊、宝剣などの 神具を携えた神職・神官、巫女、各町総代らが衣服を 整えて参集し、子授けを祈願し神子(みこ)抱きの参詣者 も加わる渡御行列は総勢2百人近くになる。
拝殿で子供がほしいひとが「おねんねこさま」と呼ばれる 人形を抱いて子授けを願う神事が行われた後、拝殿の 奥に鎮座していた神輿が外へ担ぎ出されました。
満開の桜の下、神官が神輿の前後に張られた綱を振る と、爽やかな鈴の音が周囲に響き、神輿渡御が始まりま した。
両側を露天店が並ぶ鳥居まえの参道を通る榊をささげた 先頭の神官。
旅所で子供がほしいひとに抱かれる神子(みこ)の「おね んねこさま」が乳母に抱かれて通る。
神輿渡御行列の鼓笛隊。
神楽子の女児、祝詞箱や大麻などの神具を持つ袴姿の 子供達。
旅所へ渡る祭神が乗る神輿。神輿前後に延びる綱を振 ると鈴が澄んだ音を周囲に響かせる。 隊列のお賽銭箱に、おこずかいを投げ入れる子供達。
整列して待機する13台の祢里は、旅所に向う渡御列を 迎える形になります。祢里の人達は皆、沿道に正座して 頭を垂れて迎えます。よその祭礼ではみられない感動的 な場面です。
祢里の人達は皆、沿道に正座して頭を垂れて迎えます。 よその祭礼ではみられない感動的な場面です。
西大谷川の河原の土手の上に旅所があります。
旅所に鎮座した神輿には「おねんねこさま」が載せられて ます。
旅所で神社宮司の子授けの神事が執り行われた。
旅所で神子(みこ)抱きを行う子授け祈願のご夫婦の皆さ ん。
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